三ツ星シェフの笑み


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アラン・パッサールってパリの三ツ星シェフのおじさんがテレビに出てた。


食事を、「感性を育てること」と「出会い」と表現し、
料理を、「素材と火を近づけたり、遠ざけたりする僕の遊び」と表現した。

自分の畑の土を確かめて微笑み、野菜を太陽にすかしながら、美しいと微笑み
海老に火を通しながら、素材と火に何度も手をかざしたり耳を近づけたりして
微笑み、そうやって頻繁にコンタクトする姿は、まさに会話をしているかの
ような姿。完成したプレートを弟子とともに眺めながら満面の笑み。

これらの笑みは威信や達成感ではなく、その対象への愛の
表れでしかなく、その表情に度肝を抜かれてしまった。



・・・俺のよく行く楽器屋の店長さんは、楽器たちを本当に愛していて、
「素敵な楽器ですね」というと、「ですね・・・」と満面の笑みを浮かべる人。
それをみているだけで幸せな気持ちになる、これらの笑みにはマジックがある。

俺もサポートするアーティストや、ベースのことを本当に愛しきっているか?
客やクライアントを満足させることと、自己満足の間で戦っている人の多いなかで、
万物に対する愛と、そしてそれを届けられるだけのスキルとノウハウをもつこと、
そこに光がちゃんと差しているのをアラン・パッサールに再確認させられた。

大切なことを久々にテレビから教わった気がする!
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by watarumble | 2006-12-12 02:59 | Column
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