鉄コン筋クリート


新年初、更新です。

2007年。てことは、俺も今年で27歳か・・・


すでに仕事始めも終え、ライブも数本こなし普段の生活に戻っています。
年末年始は例年になくゆっくり過ごしましたが、面白いこともいろいろありました。
その中で最近自分の中でブームなのが、映画の、、、『鉄コン筋クリート』



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原作を描いている松本大洋氏の作品が好きで、全て穴が開くほど読んでいる。
彼の作品のファンは多いのでここであえて説明するのも野暮かもしれないけれど
一時代前でいうと『AKIRA』で有名な大友克洋のように、その時の時代観を
作品に強く投影させた風刺的なメッセージを、オリジナリティあふれる
感性と軽快なタッチで描いている少年のようなおじさん。



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『鉄コン筋クリート』は、彼の作品の中でも特にポップで派手な演出が施された
魅力的な作風で人気も高く、今回の映画化を待ち焦がれた人は多いはずだ。

原作のテーマが多岐に渡り、想像を多方面に喚起させる作風なだけに映画という
フォーマットの中でその魅力をパックしきれるのか・・・という作品を愛するが故の
エゴイスティックな不安もあったが、そういった不安はまったくの杞憂に終わった。

むしろ正確に言えば、原作の魅力を奥底から引きずり出すような映画の求心力に
終盤ずっと涙が止まらなかった。少なくとも、アニメ映画界の王者となった憂いからか
哲学的な描写に逃げ込んでいるようにも映る最近の宮崎駿作品などに比べると、
雲泥の差で情感が伝わってくる。時代の流れを傍観しているだけではなく今を
懸命に生きるスタッフ陣の努力が伺える、暖かい作品に仕上がっていると思う。



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急速に変化していく町並みの中で、狂気と純粋さの間を揺れる
傷ついた少年同士の絆と、周りの大人たち。原作は10年以上前の
作品ということもあり、今語る物語にしては主題がかすんでしまっている部分が
多少あるけれど、まだ見ていない人、気になってた人には是非見てもらいたいなと思う。
感覚的に、僕らの世代のミュージシャンとかはみんな好きそうだな・・・

原作の漫画は数年前SOIL&"PIMP"SESSIONSの元晴(Sax)に貸したら返って
こなくなり、去年家に遊びに行ったら、トイレの棚に発見。「渉、これうちのバイブルなの・・・」
と照れた表情でかわいく言われたので、漫画はそのまま置いてきた。 元さんも見たかなぁ?

俺もまだ上映中の間にあと5回くらい見たい・・・てか見る!!
Tシャツとかグッズとかもこの際、全種類欲しいよんw


http://www.tekkon.net/index.html
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by watarumble | 2007-01-10 02:49 | Diary
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