Roscoe / LG-3005
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端麗なルックス・秀才的バランス感覚を持った5弦


2006年春購入。最近では徐々に日本にも浸透してきたロスコーは、アメリカのブランド。
楽器屋で一目惚れして、そのまま持ち帰り次の日からのツアーで即投入した。
機能的でとりまわしがよい非常に現代的なベース。音のしまりがよく
タッチに敏感でありながらワイルドな暴れ方もする良い子過ぎ
ない5弦。それまで描いていた理想形でありながら、
これまではなかなか出会えなかった。
このLG-3005は重量も4.1kgと軽め&取り回しの良い小ぶりなボディ。
華やかなルックスも相まって、ステージでの使用が購入後は格段に増えた。

一時期はメインベースさながらでどの現場にも使っていた。
音楽シーンではFender派生のトラディショナルなトーンが要求され
ることが多い、とよく耳にするが、別の見方をすれば中域が豊富で音程感が
ほどよくハッキリとしたバランスのよいベースサウンドにこそ常にニーズが存在する。
そういった意味でエレキベースの中では個性的な部類に入るRoscoeでも、
その汎用性の高さは購入当時の予想を超えた手ごたえを日々
現場で感じている。馴染むし際立つ独特の旨味がある。


特徴的な風合いを見せるボディの木目は「愛の木」と呼ばれるマートルの
根の部分。愛の木の根・・・ってところにちょっと魚座のロマンチスト心がうずくw
他にもチェリー、ウォルナット、パープルウッド2種、アッシュ、メイプルと全7種類の
木材が一本の楽器に使われている。楽器単体としては、low-B含めた音程感の明瞭さと
パンチの効いたサウンドが印象的。しかし近似ブランドと見られがちなスペクターや
ワーウィックなどとは異なる、品のある甘いトーンも兼ねている。この手の
楽器にありがちなアクティヴ臭や優等生的な感触(いわゆる音の
冷たさとか硬さ)も嫌味ではない・・・かつてありそうで
なかった、ほどよいバランス感覚の上に立って
いるベースだと思うが、それは個人的見解としてだけでなく
現場の声としても評判を聞くことができた。方々のエンジニアさんから
Recのたびによくどこの楽器かと尋ねられたり・・・貴重な戦力にして、未だに
世間に名前が深く浸透をしていない分、ちょっと人に自慢したくなる1本ではある。

個人的な趣向から、輸入元であるInnerwoodのセッティングは踏襲していない。
モノとしてこのクオリティが守られる限り、Roscoeは浸透していくだろう。
よくできた楽器だし俺の周りのベーシストもチェックを入れている。
我ながら、エンドーサーかってくらい貢献してるよ・・・w


35インチネックと短めのアッパーホーンが生む、他の所有ベースとの演奏感の違いを
補うために、ホーン延長という特殊な改造を施してくれたベースセンターの
千葉さんには心から感謝をしています。
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by watarumble | 2007-09-06 11:13 | Instruments
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