ツアー終了に寄せて


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人は年齢を重ね、さまざまな経験を経ながら、きっと死ぬまで成長をし続ける。


俺は20代後半に差し掛かった程度の経験で、人生のノウハウをわかってきた気でいた自身の
脆弱さに気付き、「こうすればこうなる」みたいなことをぶつかっていく前に先読みする
つまらない大人のレールに、知らず知らず乗りかかっていたことに気付いた。
生きている限り可能性は無限大、過去を糧に、今を通過点に、
未来が輝きと暗闇で混沌としている中、自ら切り開く
バイタリティと覚悟を常に抱き続けることの
尊さを、今、身にしみて感じている。


このところ身を投じていた、米倉利紀さんのツアー最終日を先ほど終えた。


ここ一ヶ月の間に得た経験は自分にとって大きかった。
ショックも大きかったから、消化に戸惑いはあったけれど、代償に
捨てたものはない。自身のウィークポイントを冷静に見つめ続けたせいで
ツアーが終了しても達成感こそ薄いが、今後の自身のあり方のニュースタンダードを
刻まれたようなとても清清しい気持ちで、今この日記を書いている。大学を卒業し
ベースを手にした時以来くらいの熱に満ちている。向かう未来への焦点が
より明確になったというか・・・こういうのを、転機と言うんだろうな。


打ち上げを終えた帰り道、閉店間際のTSUTAYAに駆け込んで、米倉さんが
俺と同い年くらいの頃にリリースしたアルバムを一枚買って、車で
聴きながら帰った。感慨やら反芻が頭の中を巡って
なんかわけわからない気分になった。

日本人の歌い手で、ここまで巧くて旨いシンガーは稀有だと思う。
俺もそんな風に10年後、10個下の若手に鋭く感化させられる存在になりたい。
呼んでくれた佐藤真吾さん、温かく迎えてくれたお客さん、本当にありがとうございました。
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by watarumble | 2008-03-08 05:59 | Diary
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