俺がこの本を手にする前に得た、いくつかの前情報を挙げると
「電車の中で読んでたら、超泣けてきたから降りた」
「本を読んで、声を上げて泣いたのは初めて」
「涙でページがめくれない」
・・・三者三様だが、友人達が一致して「泣いた」と告白していたのがコレ
先月誕生日プレゼントに、
wanicoffの木村くんからもらったので読んだ。
この本、随分売れているらしいですね。リリーさんの鋭い視点で真摯に描かれた
彼の自伝的小説で、普段バラエティー番組などでみせているエロ親父っぷり
とは裏腹に丁寧に綴られた、オカンと、時々出てくるオトンとの思い出。
読んでない人は、手にするといいかもしれないです。
ちなみにたぶんにもれず、俺にも刺さりました・・・
泣ける泣けないとかそういうことじゃなくて、あのエロ親父(失礼!)が
この文章を書いていることが大きいというか。
矢沢永吉さんによる伝説の
著書
『成り上がり』のようにその人と成りと思いが、文章からにじんで
あふれてくる類の作品で・・・けっこう大きな余韻が残りました。
-----------------------------------
・・・あ、コレとは関係ないけれど、また渉の文章が本屋さんに並びます。
来月号の
ベースマガジン、いわずと知れたベース界の重鎮について語ってます!