フェンダーってなんなんだ!!
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前回に引き続きベース関連の話題です。

ここのところフェンダーのベースが欲しくて、いろんな店をまわっている。
最もポピュラーかつ最も歴史のある、頂点のブランドのベースだがいままで
所有したことがなかった。しかしフェンダーにしか出せないトーンというのがあって
過去に多くの名演・名曲を生んだその音色は、最も人々の耳になじんでいる
ザ・エレキベースの音なわけ。もちろん自分にとってもそうなわけです。

この写真は、こないだ楽器屋でみつけた70年のフェンダー・プレシジョン。
エレキベースの開祖でもあり、今なお多くのシーンで使われているベースです。
状態がよかったからちょっと興味もって値段を聞いてみたら、50万だってさ…
俺が高校生の頃なら、まだ10万台でも手に入った70年代製のプレベが。

オールドフェンダーの高騰は留まることを知らず、状態のいい60年代以前のモデル
ともなると、ここ数年の間で100万を超えるものも多く占めるようにもなってきている。
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・・・この価格の高騰は、日本人が引き起こしていると言われているらしい。
日本人バイヤーによる、フェンダーの世界中での買い付けと値段のつり上げが
加速し、もう市場で良い状態のものは品薄になっているとも言われる。「今のうちに
買っておかないと、もう買えなくなってしまうかもしれない・・・」というのはすでに
ショップ店員の常套句であり、実際問題それも否めない側面はある。

すでにここまで価格が高騰してきている現在において、オールドフェンダーに
投資をする意義というのはどのくらいあるのだろうか?・・・・うーん。。。


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もちろんビンテージには語りつくせない魅力があると思う。しかし消耗品の
パーツも代替せず、発売当時のままであるほど値打ちが高い・・・という市場の
傾向は、もはや楽器ではなくて骨董品と同様の扱いに近い気がする。気持ちは
わかるけど、これってなんかちょっとシュールな気もするのですが。やっぱり
所詮楽器なんだから弾いてなんぼだと思っているし、弾かれて本望のはず。

メンテナンスが大変、かつ高騰を続けているビンテージは、今後どうなっていく
のだろう。手に入れて使いまわす事を考えれば、現行品のカスタムショップの
方が明らかに使い勝手自体は良いわけですし、悩むところです

誰か使ってないフェンダーを眠らせてる人いないかなぁ・・・。
ともあれ、オールドフェンダーを巡るこの状況、皆さんはどう思われますか?
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by watarumble | 2007-01-28 01:50 | Instruments
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ベーシスト、鈴木渉の過去ブログ。(2005.5-2008.7)